相当な努力

看護師という仕事はなるのに遅い、ということはあるのでしょうが社会人となってから看護師を目指す人もたくさんいます。その中には結婚してからという人、出産して育児をしながらという人、もいます。結婚はしているけど子供がまだいない、という人ならまだ楽かもしれません。
学生がそのまま看護学校に進学しても、寝る時間がないほどに勉強しなくてはいけないつらさがあります。私は現在30歳を超えていますが、学生の時とは違い記憶力や物事を知識として吸収していく力というものが衰えてきているような気がしますし、実際に衰えてきているのだと思います。社会人としての経験があり仕事をし続けている間は、仕事上で覚えることもたくさんありまだ脳を使っていたのかそれほど記憶力に問題があると実感したことはありませんでした。しかし、結婚して仕事を辞め何も覚えずにいい環境になると、脳が退化していっている気がします。

社会人から看護学校に進学する人はまだつらくないかもしれませんが、育児をしながら看護学校を目指す人は体力的な問題に加えて、知識をしっかりと習得する頭を作っていかないといけないと思います。学業からも遠ざかり、勉強をしなくてもよい環境に慣れすぎてしまうと、勉強自体も集中してすることが難しく長い時間机に向かっていることができなくなるからです。さらに晴れて看護師になったとしても周囲の同年代はベテランさんばかりでその環境に慣れていくのにもひと苦労する姿が想像できます。そしてお給料も全然違うのでなんだか取り残された気持ちになるかもしれません。ベテラン看護師さんの詳しい現状ついてはこちら。それでも、結婚後に看護師になった人も実際にはたくさんいます。本当にすごい努力をしてきたのだろうと思います。

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